掻くことで起きる二次被害

アトピー性皮膚炎で皆さんが一番悩まされることが痒いということと、掻くことにより発生する外見です。

 

実際、傷だらけの体で、いじめられたり、人と会うのが嫌になったりして、つらいという人も多いのが現実です。
私も一時期なったときには、やはり人に見られたいものではないなと感じていました。
しかし、痒くて掻かずにはいられないという、つらい気持ちがあるのです。

 

ですが、実はそれ以外にも、もっと大変な影響があります。

 

それは経皮感作になる可能性があるということです。

 

何それ?という人も多いかもしれませんが、一言でいえば、その傷口から外部因子が入り込み、その外部因子にアレルギー反応を示すというものです。
意外と気を付けてほしいのですが、アトピーを持っている子供の多くは経皮感作により、アレルギー反応が広がっています。

 

実際、管理人の長男は、鮭を小さいことからよく食べていたのですが、手づかみで食べてしまい、その手で傷口に触れてしまったことから、鮭にアレルギー反応を示してしまいました。

 

幸いにも軽度であったため、それ以降も鮭を口から摂取しても痒くなるなどはなかったのですが、行き過ぎると、様々なものにアレルギー反応を示してしまう状態になるわけです。

 

経皮感作にならないようにするために、掻かないようにすればよいんだと思う方がいますが、痒いものを簡単には止めることができません。
そこで、皆さんに、少しでも傷口ができにくい掻き方をこのページではご紹介していきます。

 

まず、爪の立て方です。
習うより慣れるですが、私は以下の写真のような掻き方をしていました。それは、傷ができにくいからです。
掻き方

実際に、やってみると、腫れることはありますが、傷がなかなかできにくいことがわかります。
しかし意外としっかり痒みが取れてきます。

 

それ以外にも、つねってみたりもしていましたが、あまり効果がありあません。そこで、もう一つの方法として、小児鍼を使っていました。
小児鍼

以下のようなものなのですが、小さいとげとげがたくさん並んだローラーのようなもので、ぐっと皮膚に押し当てると結構痛く、
それでコロコロと転がすと痒さを忘れてしまうこともあります。

 

大人の鍼だと、体に突き刺すものですが、小児鍼なので、体には刺さらないような設計になっています。

 

この小児鍼を、実は子供のために、買ったのですが、実際には私が結構使っていました。自分でやるときには、ぐっと押し当てて、転がすと、かゆみも止まってしまうため、結構おすすめです。
通常の人にとっては、良くわからない感じがありますが、実際に悩んでいる人にとっては、切実な願いとして受け止めています。
そんなに高いものではないので、一度痒みが我慢できない方は使ってみてもよいかもしれません。

 

痛いのはヤダ、と思いがちですが、痒みより痛みの方が正直、全然我慢できます。

 

後、もう一つ注意が必要なのですが、興奮すると、痒くなります。
もちろん血流が上昇し、熱を放出しようと頑張るものの、皮膚の炎症を起こしている場所からは、うまく熱が放出されないため、痒くなります。
この時の方法は、まず落ち着くことと、一気に冷水で冷やすことです。

 

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