どのくらいで効果がある?
アトピー性皮膚炎を完治するために、添加物を取らずに、水道水を取らない、洗剤も気をつけるのはよくわかった。
では、どのくらいで治るのかということが皆さんにとって、一番気になります。
結論をいうと、どのくらいで効果があるかは個人差がありますが、1か月は騙されたと思って、徹底的にやってください。そして、それなりに時間がかかりますが、焦らずにゆっくりと治してください。
完全に治ることは無理でも、赤みと痒みは収まってきているはずです。
ただ、ここで一点注意してほしいことがあります、それは、症状は収斂しながら改善していくということです。
下のグラフを見てください。
多くの方は、通常、改善のための対策を講じると、上の表のとおり、時間の経過とともに、症状が一直線で改善に向かうと思う傾向があります。
しかし、実際は違います。
実際は、上のグラフのように、よくなったり、理由もなく急に悪化したりを繰り返します。
それははなぜかというと、自分の体調や気温などで、変動を繰り返すため、一時的に悪化することもあります。
その時に、お願いしたいことは1つ。
いちいち、一喜一憂することなく、あくまで誤差の範囲だと割り切って、同じことを続けることです。
漢方などをやっている人に言わせれば、体質を完全に戻すためには、今までと同じくらいの時間が必要らしいです。
つまり、生まれて20年つらい思いをしている人は、完全に治すのに20年かかるということです。
本当に治したいと思うなら、今まで自分がかけてきた改善の期間と同じくらいの期間が必要だとわかってはいると思います。
しかし、これ以上長く苦しみを味わいたくないと思うと思います。
なので、1か月徹底的にやり切って、だめだとおもったら、やめてください。
必ず、よくなりますので、信じてやってみましょう!
痒いときには、ステロイドを使うこともあると思いますが、どういうときには小児鍼や爪の腹で掻いてみるなど傷が少しでもつかない方法で掻くようにしてください。
