アトピーは亜鉛で完治できる?

皮膚は様々な元素で成り立っていますが、その中でも重要な役割を占めているのが亜鉛です。

 

体内には、約2グラムの亜鉛が含有されており、そのうち約20%は皮膚に存在するといわれており、そのうち70%は表皮にあります。

 

事実、人体に必要な必須ミネラル16種類に指定されており、新陳対処、エネルギー代謝、免疫反応などに利用されています。

 

亜鉛が欠乏すると、皮膚炎や、脱毛などを引き起こす可能性が指摘されており、日本人は特に、慢性的な亜鉛欠乏症と言われており、全体的に亜鉛が不足している状態です。

 

事実、推奨摂取量は1日あたり15mgとされているものの、実際摂取量は半分の7.5mgです。

 

また、動物性たんぱくと一緒に亜鉛を摂取すると、亜鉛が吸収しやすくなり、野菜などを摂取すると、亜鉛の吸収が抑えられることもわかってきているため、野菜を多めに食べる日本人にとっては、不利といえます。

 

そういう話をすると、亜鉛をたくさん取ればいいんだと思い込む方も多いですが、サプリや食品などで1日2g一用摂取した場合、急性中毒を発生し、悪寒、食欲不振、嘔吐、下痢などの症状がおきます。

 

また、それだけではなく、他の必須ミネラルなどの吸収を阻害したり、免疫機能や代謝の機能低下、異常を引き起こすことになるため、注意が必要です。

 

それ以外にも泌尿器や生殖器などに影響を及ぼす可能性があるという報告もあります。

 

ですので、無理な摂取ではなく、適度に取ることが重要であることがわかります。

 

また、亜鉛を摂取するのみならず、アトピー性皮膚炎に直接塗布することでも効果があるため、亜鉛華軟膏などが使われることが多いです。

 

主な成分は酸化亜鉛であり、皮膚を保護し、炎症を抑える効果があります。

 

また、アトピーの場合は皮膚から滲出液がでるため、その皮膚ごと、乾燥させる効果があります。

 

事実、我が家では、掻きむしった後は、軟膏をよく塗っており、翌日には皮膚がぱりぱりになっていました。

 

しかし、亜鉛のみでは、かゆみを抑えてくれる効果は薄いため、事実上治すことが難しく、効用として完治をすることはできません。

 

たしかに、取ることで、細胞分裂や代謝が盛んにおこなわれることはあると思います。

 

それに伴って、皮膚の修復サイクルが早くなるかもしれません。

 

ですが、がけ崩れが起きることがわかっているのに、壁を一生懸命作っている感じです。

 

がけ崩れがたまにしか起きないということであれば、まだよいのかもしれませんが、頻繁にがけ崩れが起きる状態であれば、予防する機能はほとんどあるとは言えません。

 

実際に、発症している人の皮膚は、頻繁にがけ崩れが起きている状態のため、皮膚がすべて生まれ変わるには、1か月の時間がかかるため、次から次へと来る症状を抑えきることはできないのです。

 

でも、それでも取るべきという人もいると思います。

 

正直、取らないなら取ったほうがいいです。

 

しかし、栄養補助食品としても亜鉛と添加物が混じった製品を摂取するのであれば、あえてそのような方法を取らなくても、十分改善できます。

 

しかも、仮に突貫的に壁を作れたとしても、取り続けない限り、結局同じことの繰り返しになり、改善したことにはなりません

 

もし、優先順位をつけるのであれば、正直亜鉛をとるということは後回しでもよいと思います。その理由は先に書きたいと思いますが、取らないことで余ったお金を底に使うことができるからという点と、何もしなくても、痒みさえ取れていくことができれば、時間とともに皮膚は勝手に良くなってくれるからです。

 

 


 

私もよく息子のために使っていました。何よりもジュクジュクを乾燥させるために役立ってくれるので、家には常備してあります。

 

傷ができるくらい掻いている場合は、ワセリンなどは効果がないため、この軟膏がおすすめです。

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